鬘帯 紅金地鱗形模様
かつらおび べにきんじうろこがたもよう
概要
能「道成寺」の後シテである大蛇を演じる際には、能面「般若」や「蛇」といった面の下に、この鬘帯を額を通って後方でくくります。紅地に蛇を象徴する鱗形模様を金箔で表し、さらに鱗形の周囲を黒糸で刺繡することで、模様の強さがシテの霊力の強さをも表わしているようです。
かつらおび べにきんじうろこがたもよう
能「道成寺」の後シテである大蛇を演じる際には、能面「般若」や「蛇」といった面の下に、この鬘帯を額を通って後方でくくります。紅地に蛇を象徴する鱗形模様を金箔で表し、さらに鱗形の周囲を黒糸で刺繡することで、模様の強さがシテの霊力の強さをも表わしているようです。
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