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用途を指示せぬ美の創案

概要

用途を指示せぬ美の創案

金工

杉田禾堂  (1886-1955)

スギタ、カドウ

昭和5年/1930

鍛造、鋳造・立体造形・3

完成期: h13.8 w27.3 d9.1 ; 原始期: h28.7 w12.1 d10.6 ; 過渡期: h14.5 w27.3 d9.1

第11回帝展 1930

杉田禾堂(1886-1955)
用途を指示せぬ美の創案
SUGITA, Kado
Beauty without function-"Genesis", "Transition", "Completion"
1930(昭和5)年 鍛造、鋳造
(左)h13.8 w27.3 d9.1 (中央)h28.7 w12.1 d10.6 (右)h14.5 w27.3 d9.1

《用途を指示せぬ美の創案》という難解なタイトルがつけられています。杉田禾堂は、工芸素材の持つ性質と作者の表現とが渾然一体となって生み出されるものを、絵画や彫刻とは異なる工芸独特の「工芸美」と考えました。そしてその「工芸美」が、「原始期」(中央)「過渡期」(右)「完成期」(左)へと変転していくということを作品で表現しています。

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