『まつばらいろはかるた』絵札「駅家には 清水もありし 大津道」
『まつばらいろはかるた』えふだ「うまやには しみずもありし おおつみち」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「う」の札。
長尾街道は、古来大津道と呼ばれる古道である。堺東付近から丹比道に平行して、北側を走る道路で、新町地域の清水地区には旅人などに飲み水なども与える休憩地としての駅家があったという。現在の長尾街道は石川を渡って柏原市国分に至り、そこから穴虫峠のすこし西で大坂道に合流し、奈良県葛城市長尾に至ったもの。長尾で竹内街道より分岐することから、のちに長尾街道の名がつけられたといわれる。