紀州由良鷲峯開山法燈円明国師之縁起
きしゅうゆらじゅほうかいざんほっとうえんみょうこくしのえんぎ
概要
紀州由良鷲峯開山法燈円明国師之縁起
きしゅうゆらじゅほうかいざんほっとうえんみょうこくしのえんぎ
歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 文書・書籍 / 室町 / 日本 / 近畿
室町時代後期
紙本墨書
縦28.9cm,横21.0cm
1冊
北条政子の庇護により、由良・興国寺を開山した無本覚心(法燈国師、1208~98)の略年譜である。禅宗と神祇・普化宗・民間修験などとの関わりを知る上で、重要な資料である。興国寺に伝わる永正14年(1517)の奥書を持つ写本を底本にして書写・校訂がなされている。その奥書によれば、弘安3年(1280)に原本が成立し、その後数回の改訂がなされているということである。