熊中奇観
ゆうちゅうきかん
概要
本品は、紀伊半島の海岸線に連なる熊野街道の景観・名所・物産を、博物学的な興味のもとに、詳細な解説文を交えながら描いた資料である。伊勢国の田丸城下(現・三重県玉城町)から潮岬までと、本宮から和歌山までを描いた巻子2巻および那智山周辺を描いた折帖1帖からなる。作者は不明であるが、巻子2巻は大坂の酒造家で趣味人・町人学者であった木村蒹葭堂(1736~1802)旧蔵の『南紀巡覧図』の写本と思われる。
ゆうちゅうきかん
本品は、紀伊半島の海岸線に連なる熊野街道の景観・名所・物産を、博物学的な興味のもとに、詳細な解説文を交えながら描いた資料である。伊勢国の田丸城下(現・三重県玉城町)から潮岬までと、本宮から和歌山までを描いた巻子2巻および那智山周辺を描いた折帖1帖からなる。作者は不明であるが、巻子2巻は大坂の酒造家で趣味人・町人学者であった木村蒹葭堂(1736~1802)旧蔵の『南紀巡覧図』の写本と思われる。
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