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熊中奇観

ゆうちゅうきかん

概要

熊中奇観

ゆうちゅうきかん

歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 絵図・地図 / 江戸 / 日本 / 近畿

 

江戸時代後期

紙本著色

(上巻)縦30.4cm,全長1506.0cm,(下巻)縦30.4cm,全長1315.0cm,(那智山図)縦60.8cm,横113.2cm

2巻1帖

 本品は、紀伊半島の海岸線に連なる熊野街道の景観・名所・物産を、博物学的な興味のもとに、詳細な解説文を交えながら描いた資料である。伊勢国の田丸城下(現・三重県玉城町)から潮岬までと、本宮から和歌山までを描いた巻子2巻および那智山周辺を描いた折帖1帖からなる。作者は不明であるが、巻子2巻は大坂の酒造家で趣味人・町人学者であった木村蒹葭堂(1736~1802)旧蔵の『南紀巡覧図』の写本と思われる。

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キーワード

/ 描く / 熊野 /

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