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竹雀図

ちくじゃくず

概要

竹雀図

ちくじゃくず

絵画 / / 中国

伝牧谿

もっけい

中国

元時代

紙本墨画

縦84.5㎝ 横30.9㎝

一幅

東京都港区南青山6-5-1

根津美術館

重要文化財

古来「ぬれ雀」と称され、賞玩されてきた一幅である。枯木の枝に寄り添ってとまる2羽の雀。枝の下方の竹葉は淡墨で掻き消えるように描かれ、その周辺に雨滴をあらわす吹(ふ)き墨(ずみ)がほどこされている。雀の羽をあらわす水墨の滲みも、濡れそぼった様子と見て取れる。しっとりとした情趣に満ちた作品である。やはり足利将軍家に蔵され、牧谿画と伝承されてきた。

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キーワード

/ 谿 / 足利 / 谿筆

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