菊御紋付秋海棠模様七宝銀鉢
きくもんつきしゅうかいどう もよう しっぽうぎんばち
概要
高台内に銘「服部謹製」。「服部」とは明治時代に万博へ出品した名古屋の服部七宝店。中央に菊紋を配し、全体に秋海棠模様をあらわした鉢。七宝とはガラス質の釉薬を金属の素地に焼き付ける技法。添紙により大正5年(1916)11月8日~10日の九州大演習に天皇が御臨幸した際の献上品に対して賜ったもの、ということが分かる。大正5年11月7日の佐賀新聞によると、鍋島家からは人物床置と花瓶を献上している。
きくもんつきしゅうかいどう もよう しっぽうぎんばち
高台内に銘「服部謹製」。「服部」とは明治時代に万博へ出品した名古屋の服部七宝店。中央に菊紋を配し、全体に秋海棠模様をあらわした鉢。七宝とはガラス質の釉薬を金属の素地に焼き付ける技法。添紙により大正5年(1916)11月8日~10日の九州大演習に天皇が御臨幸した際の献上品に対して賜ったもの、ということが分かる。大正5年11月7日の佐賀新聞によると、鍋島家からは人物床置と花瓶を献上している。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs