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金亀多宝塔

きんきたほうとう

概要

金亀多宝塔

きんきたほうとう

建造物 / 江戸 / 中部 / 長野県

長野県

江戸時代中期

方形の二重礼盤座上に波型彫刻を立て、中央に金亀台座を置く。その上に多宝塔を建てる。台座の四隅に四天王を配置する。すべて木造。

総高150.0cm

1基

松本市波田6011

松本市指定
指定年月日:20110322

盛泉寺

有形文化財(建造物)

水澤観音の本尊を納めるために、江戸時代中期に造られた厨子である。二重の豪華な基壇の上に大海の波間に遊泳する金亀を置き、その背に華麗な多宝塔を乗せ、四方隅に四天王像を配している。四天王像の裏に「京寺町五条上ル大仏師福田□□作」の銘があり、京都の専門の仏師に依頼して作ったことがわかる。塔、台座、四天王像共にすべて木造で、金泥塗仕上げがなされており、大寺の本尊厨子にふさわしい立派な造りである。

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キーワード

/ 台座 / 本尊 / 松本

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