八坂神社本殿
やさかじんじゃほんでん
概要
社伝では、天文18年(1549)、領主・小笠原長時の代に、神社創建について調べがあったが、そのときすでに勧請年月等は明らかでなかったという。
平成15年度の屋根葺替工事の際に発見された棟札等の墨書から、山家小路の大工多右衛門を棟梁として、延享元年(1744)に棟上げが行なわれ、同2年に完成したことが判明した。
また、神社に伝わる他の棟札から、文化13年(1816)、文政9年(1826)、明治6年(1873)、同32年、昭和34年(1959)、同48年に葺替や屋根の修理が行なわれていることがわかる。