録旧作
ろくきゅうさく
概要
「世子之印」があることなどから、鍋島直正(1814~71)が10代佐賀藩主に就任する17歳以前の作。文字の連綿はないが、筆画に気持ちの連続性を読み取れる書。線の肥痩、文字の大小など構成への配慮が認められ、落ち着きある線には老熟さをも感じる。「舟」字の最終画に見られる線の違いは印象的。
なお本作の基となった漢詩は、鍋島直正漢詩文集「超然閣稿」に、文政7年(1824)の作詩として収録されている。
ろくきゅうさく
「世子之印」があることなどから、鍋島直正(1814~71)が10代佐賀藩主に就任する17歳以前の作。文字の連綿はないが、筆画に気持ちの連続性を読み取れる書。線の肥痩、文字の大小など構成への配慮が認められ、落ち着きある線には老熟さをも感じる。「舟」字の最終画に見られる線の違いは印象的。
なお本作の基となった漢詩は、鍋島直正漢詩文集「超然閣稿」に、文政7年(1824)の作詩として収録されている。
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