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曳馬図絵馬

ひきうまずえま

概要

曳馬図絵馬

ひきうまずえま

有形民俗文化財 / 江戸 / 中部

江戸前期/元禄15年(1702)

意気揚々と馬を曳く従者の風貌は歌舞伎役者のようで、ギョロっとした目元が印象的な絵馬である。轡・手綱・鞍・前飾 りを付けた赤駒を曳いている。粗い独特の筆づかいによる構図については、舟津神社をはじめ福井市や越前市などにも類例が知られ、17世紀末から18世紀初頭の嶺北各地でみられる。 その多くがそれまでの大型絵馬ではなく中型ないし小型の大きさで、既製品として捉えることも可能である。絵師など について詳しいことはまだわかっていない。

縦30.7cm、横40.1cm

1枚

有形民俗文化財

加多志波神社の創立年は不詳。社伝によれば、延元の頃(1336~)、足利高経と新田義貞が鯖江府中に戦った頃、川島左近蔵人維頼の崇敬篤く、広壮の社殿があったが、文禄年間(1592~)に衰微したとされる。明治44年に村社に指定された。

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キーワード

絵馬 / 神社 / 鯖江 / 舟津

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