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『大画法書 蘭語版』

だいがほうしょ

概要

『大画法書 蘭語版』

だいがほうしょ

文書・書籍 / 江戸

ヘラルド・デ・ライレッセ著 ハーレム刊  (1640-1711)

1740年

銅版(挿絵)

19.8×16.0

1冊



来歴:池長孟→1951市立神戸美術館→1965市立南蛮美術館→1982神戸市立博物館

参考文献:

ライレッセ(1640~1711)の代表的芸術理論である『大画法書』は日本にもたらされ、佐竹曙山『写生帖』や森島中良『紅毛雑話』、亜欧堂田善の蘭画帖などに模写・利用されました。

 京都大学附属図書館には、背表紙に「J:H:Taf***erg」のサインが確認される石川大浪旧蔵本(1707年版 後に谷文晁の所蔵となる)が伝存しています。
『文晁画談』の記事からも、大浪が本書を西洋画法の理論的なよりどころとしていたことがわかり、彼の洋風画を考察する上でも重要な蘭書といえます。

【江戸時代の洋学】

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