唐土二十四孝 もろこしにじゅうしこう

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木版画 / 江戸 

歌川国芳画 (1797-1861)
うたがわくによし
江戸時代、嘉永6年/1853年
木版色摺
中判 24.8×17.4(広げた状態)
1帖25枚


来歴:池長孟→1951市立神戸美術館→1965市立南蛮美術館→1982神戸市立博物館

参考文献:
・勝盛典子「大浪から国芳へ―美術にみる蘭書需要のかたち」(『神戸市立博物館研究紀要』第16号) 2000

風景画としての意識が強い「二十四孝童子鑑」に対して、国芳が後に手がけた「唐土廿四孝」は人物を主体としており、異国を表現する記号として明快な青空・白雲・棕櫚のような樹木などが見られますが、特定の舶来洋書を利用したような特徴ある異国風景は描かれません。

全24話を収める本帖の序文には「漢土之図 和蘭肉彩尽丹青」とあります。合巻『七つ組入子枕』(嘉永6年)に、国芳が「張孝・張禮」と同構図の玉板油画の看板を描いていることなどから、油彩画あるいは玉板油絵を念頭においた洋風表現を用いて「漢土」を描くことを本シリーズの主眼としたことが読み取れます。


【江戸の絵画】

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