手彫り切子ガラス平鉢 てぼりきりこがらすひらばち

ガラス / 江戸 

製造者不明/長州藩・萩製ヵ
江戸時代、文久3年/1862年
鉛ガラス
高7.3 (縦×横)22.2×22.2 底面14.3×14.3 比重3.32
1


来歴:2018神戸市立博物館

参考文献:
・土屋良雄『日本のガラス』(紫紅社、1987)
・棚橋淳二「江戸明治前期の切子の名称」(日本ガラス工芸学会『GLASS』No.47、2004)

器胎の周囲に二重格子に八角籠目文の切子を施した平鉢。縁は蓮弁状になっています。水溶き金剛砂を用いて、棒状工具を往復研磨して施した手彫り切子によるものです。そのため、切子は、凹状の高台部底面には施されておらず、縁のみにとどまっています。しかし、凹面には縦横に擦れ痕がみられ、丁寧な研磨処理を確認できます。

収納箱の蓋裏には、「大槻」なる人物が、文久3年(1862)に長州候より本器を拝領した旨が記されています。幕末期、長州藩で殖産興業として萩の地で製作された萩ガラスの可能性が示唆されます。


【びいどろ・ぎやまん・ガラス】

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