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木造薬師如来坐像

もくぞうやくしにょらいざぞう

概要

木造薬師如来坐像

もくぞうやくしにょらいざぞう

木像 / 南北朝 / 九州

南北朝

木造(ヒノキまたはカヤ材)の寄木造り。頭体別材とし、頭・体幹部ともに三材を寄せる。彩色は基本的に素地仕上げで、頭部を黒く塗るほかは、眉や瞳、口髭などを墨で描き、唇を朱彩する。

像高84.7㎝、膝張(最大幅)73.1㎝、裳先奥(最大奥行)64.2㎝

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糸島市指定
指定年月日:20200330

有形文化財(美術工芸品)

染井山霊鷲寺は怡土郡七ヵ寺のひとつで、盛時には42坊存在したと伝えるが、近世には閼伽井坊を残すのみとなり、坊の傍らの薬師堂に木造薬師如来坐像を安置したとされる。その後、閼伽井坊が廃絶したため、永正8(1511)年に創建された円覚院に寺宝が移されたと考えられる。

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