木造男神坐像
もくぞうだんしんざぞう
概要
木造男神坐像
もくぞうだんしんざぞう
平安時代
広葉樹材製、幞頭冠をいただき、瞋目として閉口する。袍を着け、両腕を屈臂して胸前で拱手し、指を重ねながら笏をとる形とする。膝を左右にして坐す。
頭体幹部(現状の全身)は、木心を中心に籠めた一材製とし、内刳りしない。木心中央に空があるほか、節などが認められる。表面には、浅く左右方向にノミ痕を残し、大半が素地をみせているが、白地や朱系の色料が認められる。
像高:46.2㎝ 冠下高:35.1㎝ 頂上~顎:17.8㎝
面長:8.0㎝ 面幅:8.1㎝ 面奥:9.2㎝ 耳張:10.0㎝
胸奥:11.4㎝ 腹奥:15.3㎝ 肘張:13.5㎝ 膝張:14.2㎝ 坐奥:17.4㎝
1躯
草津市指定
指定年月日:20170727
小槻神社
有形文化財(美術工芸品)