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西洋婦人図

せいようふじんず

概要

西洋婦人図

せいようふじんず

日本画 / 江戸

石川大浪筆  (1762-1818)

いしかわたいろう

江戸時代/18世紀後期~19世紀前期

紙本墨画淡彩

上弦45.5 下弦17.0 幅17.2 扇子 長28.7 款記「Tarfel Berg」 額44×68

1面

款記「Tarfel Berg」

来歴:2003神戸市立博物館

参考文献:

蘭書の挿絵からアレンジした西洋婦人図を、光沢のある用紙に水墨で描き、唇や首飾りなどに朱をさします。サイン「Tafel Berg」は、大浪が享和から文化年間前半に用いたものです。『蒹葭堂日記』の享和元年6月29日の項に、「京扇ヤ広嶋ヤ忠兵衛来 石川七左衛門出入」、7月4日に「京石川様取次ノ人広嶋屋忠兵衛」とあり、京都に在番中の大浪が、出入りの扇屋を木村蒹葭堂に遣わしたことが知られます。大浪が描いた扇面の実例としても貴重です。

【江戸の絵画】

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キーワード

大浪 / 市立 / 神戸 / 蘭書

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