黒韋威肩色糸腹巻
くろかわおどしかたいろいとはらまき
概要
腹巻は背面に着脱のための引合@ひきあわ@せがあり、室町時代には甲冑の主流となりました。本品はその典型例で、藍@あい@で濃く染めた黒韋@くろかわ@で全体を威@おど@し、胴の上端を紅糸と萌黄@もえぎ@糸で威しています。金具廻@かなぐまわり@は獅子牡丹@ししぼたん@文の絵韋@えがわ@で包み、金銅@こんどう@製の金物@かなもの@は魚子地@ななこじ@の八双@はっそう@金物に八重菊鋲@やえぎくびょう@を打っています。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs