御室窯址出土陶片
おむろようししゅつどとうへん
概要
御室窯は、野々村仁清+ののむらにんせい+によって1640年代に京都御室+おむろ+の仁和寺門前に開窯された。当館で所蔵する陶片は、昭和10年頃に御室窯址で採集されたもので、約210片からなる。うち茶碗片が半数以上を占め、ほかに茶入、水指、鉢、皿類などが見られる。ほとんどが、「仁清」の刻印を有しているのが特徴としてあげられ、採集の際に刻印のあるものが意識的に選ばれたことがうかがわれる。
おむろようししゅつどとうへん
御室窯は、野々村仁清+ののむらにんせい+によって1640年代に京都御室+おむろ+の仁和寺門前に開窯された。当館で所蔵する陶片は、昭和10年頃に御室窯址で採集されたもので、約210片からなる。うち茶碗片が半数以上を占め、ほかに茶入、水指、鉢、皿類などが見られる。ほとんどが、「仁清」の刻印を有しているのが特徴としてあげられ、採集の際に刻印のあるものが意識的に選ばれたことがうかがわれる。
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