鳳凰円文螺鈿唐櫃 ほうおうえんもんらでんからびつ

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平安 

平安時代・12世紀
木製漆塗 蒔絵・螺鈿
全高58.8 (蓋)68.0×92.0
1合
重要文化財

唐櫃(からびつ)は収納のための箱で、特に脚をつけることで、箱本体を宙に浮かせたものを言います。この唐櫃は、蓋(ふた)の表や箱の身、脚に厚い夜光貝の螺鈿(らでん)によって鳳凰(ほうおう)が表わされています。螺鈿とは貝殻の内側にある真珠層を板状に加工し、これを切り抜いて漆にはめ込む技法です。
鳳凰は左右の翼を広げて尾羽を丸め、全体が円形にデザインされています。鳥の内側部分の漆(うるし)には細かな金粉が蒔(ま)かれ、それによってほんのりと鳳凰が浮き上がるような効果を生んでいます。大胆で大きな文様が放つ白く上品な光は、漆の艶やかな黒に映え、平安時代に洗練された日本的な美意識をここに見ることができます。

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