草花蒔絵漆皮楯
ソウカマキエウルシガワタテ
作品概要
この楯は、インドのベンガルから持ちこまれた革製の楯を日本で蒔絵し、ヨーロッパに輸出したもの。キリスト教の禁教令の後、日欧貿易の主な担い手となったオランダ人やイギリス人を「紅毛人」と呼んだのにちなんで、「紅毛漆器」と呼び習わされている。黒地の余白を広くとり、高蒔絵(盛り上げのある蒔絵)を用いているのが特徴である。ヨーロッパ各地の城郭に類例が伝わる。もちろん装飾用で実用品ではない。
ソウカマキエウルシガワタテ
この楯は、インドのベンガルから持ちこまれた革製の楯を日本で蒔絵し、ヨーロッパに輸出したもの。キリスト教の禁教令の後、日欧貿易の主な担い手となったオランダ人やイギリス人を「紅毛人」と呼んだのにちなんで、「紅毛漆器」と呼び習わされている。黒地の余白を広くとり、高蒔絵(盛り上げのある蒔絵)を用いているのが特徴である。ヨーロッパ各地の城郭に類例が伝わる。もちろん装飾用で実用品ではない。
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