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クマ形彫刻のある角器

くまがたちょうこくのあるかっき

概要

クマ形彫刻のある角器

くまがたちょうこくのあるかっき

考古資料 / 骨角・牙・貝製品類 / 日本 / 北海道 / 北海道

オホーツク文化/8~9世紀頃

長さ12.6cm

常呂川河口遺跡

15号竪穴出土

北見市教育委員会

オホーツク文化後期の竪穴住居跡から出土した。鹿角を素材とし、端部にクマの頭部から4本の脚までが彫刻で表現されている。竪穴住居内の祭祀的な空間である骨塚周辺から出土した資料で、一種の指揮杖のようなものであったと考えられる。ばらばらに壊れた状態で発見されており、儀礼のため意図的に破壊された可能性も考えられる。

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