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おうぎちらしまきえすずりばこ
扇散蒔絵硯箱
漆工 / 江戸
江戸時代・19世紀
縦21.3 横19.7 高5.0
1合
江戸時代後期には、扇散らし文様はごく一般的な蒔絵の意匠となった。ここでは一見普通の文様の硯箱と見せながら、蓋を開けると、水銀を仕込んだからくり細工によって水車が回るという、人の意表をついた趣向となっている。扇面には洲浜に千鳥、芦辺に片輪車などの風物や、菊・桔梗などの秋草を描く。
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キーワード
蒔絵 / 硯箱 / 蓋 / 文様
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