『まつばらいろはかるた』絵札「王仁博士 教えしあとや 聖堂池」
『まつばらいろはかるた』えふだ「わにはかせ おしえしあとや せいどういけ」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「り」の札。
15代応神天皇の頃(4世紀末)、朝鮮半島の百済から王仁という学者が大和王権に招かれて、やってきた。この時、論語十巻と千字文一巻を献上したといわれる。王仁博士は、享保20年(1735)刊の『河内志』に、河内の新堂村に聖堂を建て、宗廟を祀ったと記されている。その聖堂址が、松原第六中学校前の聖堂池(宮ノ池)あたりだと伝承されている。現在、聖堂址には弁財天社が祀られている。