『まつばらいろはかるた』絵札「恵我の地に 古戦場残す 若林」
『まつばらいろはかるた』えふだ「えがのちに こせんじょうのこす わかばやし」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「え」の札。
南北朝時代から、大坂夏の陣(1615年)頃まで河内の各地で数多くの戦乱が続けられた。中でも、戦国時代の戦乱は実にはげしい。天文・永禄(16世紀中頃)年中に細川晴元の軍が古市(羽曳野市)の高屋城主畠山政国と戦うため、恵我の若林に陣地を置いたと『続応仁後記』に出ている。今、その陣地址は伝わっていないが、若林神社周辺と思われる。