網代双鳥鏡
アジロソウチョウキョウ
概要
鈕を中心にした対称構図で鎌倉時代まで残るものの一つに網代文鏡がある。内区の上下と外区に網代を描き、空間に尾羽根の長い双鳥を置く図様は、静岡県伊豆山神社経塚出土の承安二年(1172)墨書銘をもつ細縁鏡(伊豆山神社蔵、安藤孝一 1981)などに範を取ったもの。本鏡は網代が萎んだ感じとなり、線表現も太く粗雑になっている。
アジロソウチョウキョウ
鈕を中心にした対称構図で鎌倉時代まで残るものの一つに網代文鏡がある。内区の上下と外区に網代を描き、空間に尾羽根の長い双鳥を置く図様は、静岡県伊豆山神社経塚出土の承安二年(1172)墨書銘をもつ細縁鏡(伊豆山神社蔵、安藤孝一 1981)などに範を取ったもの。本鏡は網代が萎んだ感じとなり、線表現も太く粗雑になっている。
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