冨嶽三十六景《上総ノ海路》 ふがくさんじゅうろっけい かずさのかいろ

木版画 

葛飾北斎 (1760-1849)
かつしかほくさい
日本
天保元−天保3年(1830-32)頃
木版多色刷
1

五大力船と呼ばれる、江戸を中心に、関東周辺の海運に活躍した50~500石積級の小廻(こまわ)しの廻船があった。なかでも江戸−木更津間を往復した貨客輸送の木更津船(きさらづぶね)を描いたのが本図であろう。画面には2隻の船が、精巧な描写で描かれている。側面に開いた窓からは乗客の頭が覗いている。大きく弧を描いた帆とその彼方に小さく見える富士。円く描かれた水平線は北斎が西洋から学んだものであろうか。

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