学政管見
がくせいかんけん
概要
文化3年(1806)に藩校弘道館教授となった佐賀藩士古賀穀堂は沈滞した学館の現状を案じ「学政管見」を9代佐賀藩主鍋島斉直に提出した。弘道館の教育充実による人材育成と士風刷新などを提言しているが、なかでも、主に長崎警備のために蘭学を習得すべきであることを述べている点が注目される。のちの10代藩主鍋島直正による蘭学導入にもつながった。
がくせいかんけん
文化3年(1806)に藩校弘道館教授となった佐賀藩士古賀穀堂は沈滞した学館の現状を案じ「学政管見」を9代佐賀藩主鍋島斉直に提出した。弘道館の教育充実による人材育成と士風刷新などを提言しているが、なかでも、主に長崎警備のために蘭学を習得すべきであることを述べている点が注目される。のちの10代藩主鍋島直正による蘭学導入にもつながった。
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