絹本著色 親鸞聖人像(等身御影) 附 紙本墨書 同裏書二枚 実如・証如筆
けんぽんちゃくしょく しんらんしょうにんぞう(とうしんのごえい) つけたり しほんぼくしょ どううらがき にまい じつにょ・しょうにょひつ
概要
絹本著色 親鸞聖人像(等身御影) 附 紙本墨書 同裏書二枚 実如・証如筆
けんぽんちゃくしょく しんらんしょうにんぞう(とうしんのごえい) つけたり しほんぼくしょ どううらがき にまい じつにょ・しょうにょひつ
大阪府
室町後期/1519
礼盤上の畳に法衣を広げて坐し、両手で念珠を執る親鸞を正面から描いた「等身御影」と呼ばれている絵画である。相貌は顔料の剝落のためほとんど窺うことはできないが、畳の縁に当初の彩色が残り、礼盤の端金具に金泥が使われている。目の粗い画絹、厚塗りの金泥の技法は、永正16年に制作されたと考えることができる。 桃山期以前に遡る「等身御影」として、本絵画以外に西本願寺、貝塚市願泉寺の例が知られている。
縦103.5cm×横74.0cm
1幅
大阪府久宝寺四丁目4番3号
八尾市指定
指定年月日:20121212
宗教法人顕証寺 代表役員 近松照俊
有形文化財(美術工芸品)