春日神社本殿 附棟札2枚,扉板2枚
かすがじんじゃほんでん つけたり むなふだ2まい,とびらいた2まい
概要
春日神社は,元亀元年(1570年)に,赤尾関村の庄屋塚本吉右衛門が創祀したと伝えられる。春日神社本殿は,本殿内に納められた棟札及び建物の彫刻などの意匠から,江戸時代後期の明和8年(1771年)に再建された建物である。本殿は,平成3年に新築された覆屋の中に収められているが,本殿の屋根にまったく風食の跡が見られないことから,明和8年の再建当初から覆屋があったとみられ,保存状態が非常に良好である。