御書状 「御念入候」 おんしょじょう おねんいりそうろう

 / 江戸 / 日本 

霊元天皇 (1654-1732)
れいげんてんのう
日本
江戸時代前期/17世紀後期
紙本墨書
31.0×45.9cm
1
広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701
海の見える杜美術館

 父後水尾法皇の崩御後は直接政務を執り、独自の政策を展開した。東山天皇に譲位後も長期に亘って院政を行い、長く廃されていた新天皇の大嘗祭を行うなど皇室再興に力を尽くした。文芸に優れ、特に歌道に堪能で《古今和歌集御注》《拾遺和歌集御注》など三十余種の歌論、注釈などが今に伝えられている。
 宛名は明らかでないが、和歌の代筆を依頼され、それを清書されたと聞いて赤面の旨を述べられた文面で、「回鱗」は「回章」と同じく返事である。天皇に代作を依頼されるのはよほど親しい間柄と察せられるから、恐らく同母の兄にあたる一乗院門跡真敬法親王宛と考えられる。(『名筆へのいざない―深遠なる書の世界―』海の見える杜美術館2012 解説より)

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