消息 愛宕円福寺宛 二日 「にしの丸様へ」 しょうそく あたごえんぷくじあて ふつか にしのまるさまへ

江戸 / 日本 

春日局 (1579-1643)
かすが の つぼね
日本
江戸時代前期/1622
紙本墨書
32.5×51.3㎝
1
広島県廿日市市大野亀ヶ岡701
海の見える杜美術館

 春日局は三代将軍家光の幼少のころから乳母として仕え、家光を後嗣とするための争いに活躍したことは有名である。家光が将軍となって大奥の取り締まりに任じたが、慎重公正な資性は内外の人を畏敬せしめた。この消息は家光が世嗣として江戸城西丸に移った時、芝愛宕の円福寺から祝儀として火伏せ護符、清酒、蜜柑等を献上したことに対する折紙の返書である。なお、仮名を主とした文面の場合は「消息」と名付けるのが一般的である。
(『名筆へのいざない―深遠なる書の世界―』海の見える杜美術館2012 解説より)

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