御書状 「立札通」 おんしょじょう たてふだどおり

 / 江戸 / 日本 

聖護院宮 興意法親王 (1576-1620)
しょうごいんのみや こういほっしんのう
日本
江戸時代初期/17世紀初期
紙本墨書
18.8×46.8cm
1
広島県廿日市市大野亀ヶ岡701
海の見える杜美術館

 慶長十年(一六〇五)徳川秀忠江戸下向の際、暇乞に信尹や常胤らと礼参(義演准后日記)するなど、時の為政者によく仕えていたが、慶長十九年(一六一四)の方広寺鐘銘事件では、大仏殿住職の職を解かれ、聖護院にて遷居となった。なお、常胤が大仏殿住職を継いだ。
 後陽成天皇の皇弟で、酒樽二つ贈られた礼状。宛名は「金□□」と見えるが、明らかにしない。「諸白」はよく精白した米を用いた麹によってつくられた酒である。江戸へ下向して将軍に会ったことを述べて、末尾にはお目に懸ってまた申しましょうとあるが、文末の決まり文句で「期面云々」「面上云々」などを結びとするのが通例である。(『名筆へのいざない―深遠なる書の世界―』海の見える杜美術館2012 解説より)

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