白菊図 自画賛 しらぎくず じがさん

 / 江戸 / 日本 

一乗院宮 真敬法親王   (1649-1706)
いちじょういんのみや しんけいほっしんのう
日本
江戸時代前期/17世紀後期
絹本墨画着色
94.4×32.6cm
1
広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701
海の見える杜美術館

 後水尾天皇の皇子、後西天皇の皇弟真敬法親王は、奈良興福寺の門跡寺院の院主で、特に書画に堪能であられた。一輪の白菊の新千載集秋歌の古歌(参議藤原基顕作)を賛とされ、一句三句五句の墨継ぎを明らかに散らし書きとして広く余白を見せた画幅である。
 左下に朱方印「眞敬印章」を捺す。法親王は書道・絵画・詩文に秀で、特に狩野常信に学ばれた画才は人物画もよくされ、当館には自画賛の自画像もある。また特に茶の湯にも堪能であられた。
(『名筆へのいざない―深遠なる書の世界―』海の見える杜美術館2012 解説より)

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