枝垂柳猿猴透鐔
しだれやなぎえんこうすかしつば
概要
東龍斎清寿は幕末の江戸で刀装具をつくり、軽妙で機転に富んだ作品が多い。これは猿の姿を切り透かして一面は涼しげに釣りに向かう姿、もう一面は月夜に魚籠を持って帰路に着く姿をあらわしており、表裏ある鐔の特性を存分に発揮したユーモラスな猿の姿がみられる。
るび とうりゅうさいきよとし びく
(酒井元樹木氏執筆)
しだれやなぎえんこうすかしつば
東龍斎清寿は幕末の江戸で刀装具をつくり、軽妙で機転に富んだ作品が多い。これは猿の姿を切り透かして一面は涼しげに釣りに向かう姿、もう一面は月夜に魚籠を持って帰路に着く姿をあらわしており、表裏ある鐔の特性を存分に発揮したユーモラスな猿の姿がみられる。
るび とうりゅうさいきよとし びく
(酒井元樹木氏執筆)
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