文化遺産オンライン

唐織 石畳地桜枝文様

カラオリ イシダタミジサクラエダモンヨウ

概要

唐織 石畳地桜枝文様

カラオリ イシダタミジサクラエダモンヨウ

染織

丈:157.3cm 裄:69.0cm

1領

能装束の唐織は、主として女役が表着(うわぎ)として着装する。金、銀を地文様などに織り入れ、多彩な絵緯(えぬき=文様をあらわす緯糸〈ぬきいと〉)を豊かに浮かして織り入れ、四季とりどりの草花文様を華やかに表現する。 この1領でも金糸をふんだんに用いて、珍らしい構成の石畳を下地文様とし、大振りの桜枝を散らして上文様としている。特にこのように紅の入るものを「紅入り(いろいり)」とよんで若い役々に着け、多量に金糸を用いたものが役の重さをあらわすのである。

唐織 石畳地桜枝文様をもっと見る

京都国立博物館をもっと見る

キーワード

唐織 / / 織る / 文様

関連作品

チェックした関連作品の検索