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黒漆雲龍螺鈿琵琶

クロズミウンリュウラデンビワ

概要

黒漆雲龍螺鈿琵琶

クロズミウンリュウラデンビワ

漆工

1面

中国系の四弦の琵琶。弦を巻き上げる転手(てんじゅ)は唐木製、弦を押さえる場所を示す細い柱(じゅう)は象牙製だが一部失われている。弦の振動を腹板に伝える覆手(ふくじゅ)も象牙製。撥面(ばちめん)には獅子唐草文様の金唐革(きんからかわ)を張る。見所は膨らんだ槽(そう)の部分。黒漆地に螺鈿の剥出法(はぎだしほう)で岩に波頭と五爪の龍を表す。徳川美術館が所蔵する推定琉球製の琵琶と文様が近似する。

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キーワード

琵琶 / 螺鈿 / /

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