Koechizenhirokuchitsubo
古越前広口壺
Details
福井県丹生郡織田町や宮崎村を中心に散在した越前古窯は、中世の代表的窯の一つであった。砂分の多い灰褐色炻質胎は越前古窯の特有な胎地であり、全体に厚手で端反った口縁部、ゆがんだ形姿、口縁と肩一部の黄色の自然釉がかかり、古越前独得の味をもっている。
肩の箆書の銘文によって嘉元四年につくられた織田庄のとらか太夫のかめであることがわかり、古越前の資料として貴重である。
古越前広口壺
福井県丹生郡織田町や宮崎村を中心に散在した越前古窯は、中世の代表的窯の一つであった。砂分の多い灰褐色炻質胎は越前古窯の特有な胎地であり、全体に厚手で端反った口縁部、ゆがんだ形姿、口縁と肩一部の黄色の自然釉がかかり、古越前独得の味をもっている。
肩の箆書の銘文によって嘉元四年につくられた織田庄のとらか太夫のかめであることがわかり、古越前の資料として貴重である。
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